2019.5.13

おとり物件。

不動産ポータルサイトの膨大な数のお部屋情報とにらめっこしてやっと見つけた希望通りの物件。

よし、内見だ!
ページ下に書いてある不動産会社に電話すると、

「はい、内見できますよ~。ご案内しますのでまずは店舗にお越しください」

不動産会社の担当者が明るく親切に対応してくれました。

中を見て良かったら決めちゃおう!
意気込んで不動産会社に行くと、

「あー、あのお部屋、さっき決まっちゃったんですよ~」

と言われ、ガックリしていると、

「他にも良い物件ありますよ!このお部屋なんかどうですか!?」

と畳みかけるように紹介され、あれよあれよという間に契約しちゃった。。。

こんなことがよくあるんです。


最初に内見しようとした良いお部屋、
それはもしかしたら

『おとり物件』

かもしれません。

おとり物件とは、
本当は空室ではない(ひどい場合は存在しない)お部屋のこと。

そのお部屋の情報をホームページやポータルサイトに掲載しお客様を店舗に誘導し、他のお部屋を紹介・契約するために使われます。

不動産業界ではずいぶん前からこういった行為が行われており、残念ながら今でも多くの会社が行っている違法行為です。

では、おとり物件に引っ掛からないためにはどうしたら良いか?

不動産会社に内見も申し込む際にこう伝えてください。

「現地集合でお願いできますか?」

本当に存在し、空室(申込できる状況)であれば可能なお願いです。

これを拒否し、店舗に強引に誘導するようであれば、そのお部屋はおそらくおとり物件でしょう。

そんな悪質な手法に引っ掛からないように注意してくださいね。


なお、当社では来店接客型の店舗を構えておらず、原則、現地集合です。
おとり物件をご紹介することは当然ありません。
ただ、本当に内見直前に埋まって(申込が入って)しまい内見できないこともございますので予めご承知おきください。

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